乳酸菌大辞典

乳酸菌でがん予防

乳酸菌でがん予防

乳酸菌は、がん予防に役立つといわれています。

 

日本では、胃がんによって亡くなる人が多く、
胃がんは、国民病とも言われる病気となっています。

 

日本人に、なぜ胃がんの患者さんが多いのかは謎でした。

 

しかし、近年、日本人には、ピロリ菌の感染者が多いということが
原因のひとつとして考えられています。

 

胃がんの原因は、慢性胃炎、胃潰瘍、塩分の多い食事なども挙げられます。

 

しかし、慢性胃炎や胃潰瘍には、ピロリ菌も大きく影響し、
ピロリ菌と胃がんの関係を断ち切ることはできません。

 

国内のピロリ菌感染者は、全人口の半数にあたるといわれています。

 

また、50歳以上の人では、80%の人が、ピロリ菌に感染しているといわれています。

 

とはいっても、ピロリ菌に感染したからといって、
すぐに胃がんになるというわけではありません。

 

ピロリ菌が胃がんの原因になることは事実ですが、
ピロリ菌感染者の胃がん発症率は、年間1%未満です。

 

そのため、以前は、ピロリ菌の除去は必要ないといわれていましたが、
ピロリ菌を除去する事は、胃がんの予防になるということは
より明確に判明しており、日本ヘリコバクター学会では、
「感染者全員の除菌を強く勧める。」としています。

 

ピロリ菌は、胃壁の細胞を攻撃し、胃酸に対抗するガード機能を弱めます。

 

そして、ピロリ菌によってダメージを受けた胃壁は、
ストレスを受けることでさらに防御力が弱くなり、
胃潰瘍になりやすくなります。

 

そのようなダメージが蓄積すれば、
胃壁が次第に薄くなり、慢性胃炎が起こり、胃がんになる可能性が高くなってくるのです。

 

ピロリ菌感染経験者は、ピロリ菌に感染したことがない人に比べると、
胃がんのリスクは5〜10倍になります。

 

若年者で、ピロリ菌が陽性な人、胃が重い、胃が張る、胸やけがする、
違和感がある、胃が不快だと感じることがある、十二指腸潰瘍を繰り返している人、
胃潰瘍を繰り返している人は、早めに胃のダメージを軽減するためにも、
早めの来院、検査、そして、ピロリ菌の除菌をおススメします。

 

さて、ピロリ菌は病院に行くと、
抗生剤を処方してもらえるので、それを使って除菌することができます。

 

また、一部の乳酸菌にもピロリ菌を減らす効果があります。

 

抗生剤による除菌の併用にも有効ですから、除菌と併用し、
ピロリ菌を減らす働きのある乳酸菌が入ったヨーグルトを薦める病院もあります。


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